ふ〜〜、東京のドーナツも大分食べ尽くしたわねえ。
と、のんきに構えていたら、この所あちらこちらに新しいドーナツ屋さんが出来ていてびっくり。
いかん、いかん、気を抜いている場合ではなかったです。
ということで、8月末に吉祥寺にオープンした
「はらドーナッツ」に行ってきました。
はらドーナッツは、神戸の老舗豆腐店「原とうふ店」の豆乳とおからを使用した、体に優しいドーナツだそうです。
吉祥寺駅から三鷹方向に歩くこと10分ぐらいでしょうか、公園の向かいのマンションに、小さな行列ができていたのですぐに分かりました。
清潔感溢れる、かわいいお店です。
イートインスペースはなく、テイクアウトのみ。
たどり着いたのが夕方だったため、ショーケースの中は4種類のドーナツを残すのみでした。
本当なら10種類ぐらいのドーナツが並んでいるのだそうです。
駅からやや遠い立地ながら、すでにかなりの人気を博している模様ですね。
残っていた4種類を買ってみましたよ。
包装はこんな感じ。ちょっと、お肉屋さんのコロッケを思わせますよね。
ロゴといい包装といい店舗といい、コンセプトもばっちりですね。
「はらドーナツ」120円。
シンプルで素朴な風合い。
周りはサクッとして中はくに〜んとしっとりもっちり。
おからドーナツ独特の生地感ですね。
しかしこちらのは、ぽくぽくし過ぎないせいか、おからドーナツにありがちな食べ飽き感がありません。
そして、豆腐屋さんのドーナツは、どうしても和風に流れて日本茶が欲しくなりますが、このドーナツを食べたらなぜかコーヒーを飲みたくなりましたよ。
「サトウキビ」130円。
プレーン生地にサトウキビからとれた赤砂糖をたっぷりまぶしてあります。
赤砂糖、初めて知りました。
とてもまろみのある優しい甘さです。素朴なドーナツにピッタリですね。
「黒豆きな粉」160円。
プレーン生地にきな粉がうっすらまぶしてあります。
香ばしいきな粉がこれまた生地にぴったり。
主張し過ぎない控えめなフレーバーがこのドーナツには合うようです。
「日がわり」150円。
今日はバナナだそうです。
一口かじって、ん?どこがバナナ?と思ったら、遠くの方からすたすたすたすた〜とやってきたバナナの香り。
おお、そろいもそろって控えめなフレーバーですこと!(笑)
おからドーナツの風味を壊さないために、計算されてる感じがしますね。
がつ〜んとくる、あげあげ系のドーナツではありませんが、この優しさ素朴さはかなり人気が出そうですね。
お店の方が「すぐに食べない場合、保存は冷蔵庫で、その場合オーブントースターで1分ほど温めてお召し上がり下さい。」と丁寧に説明してくれました。
吉祥寺をぶらぶら歩きまわり、揚げたておからドーナツを一つ買い、向かいの公園でのんびりいただく。そんな平日もいいかも!
今回買えなかったチョコをゲットするため、次回はもう少し早く出かけてみます。