小さな町で、ひっそり長く営業を続けている昔ながらの喫茶店。
最近少なくなりましたよね。
自分の生活を顧みても、ファーストフード店やドトール、スタバのようなセルフサービスのカフェを利用することが圧倒的に多くなりました。
バブル期には、1杯1000円当たり前のカフェ・ラ・ミル系の喫茶店が台頭しましたが、これも最近はあまり見かけなくなりましたね。
そんな流れの中を静かに生き抜いてきた、個人経営の小さな喫茶店に、ふらりと入ってみました。
時間は昼時、狭いテーブルにはごたごたとPOPメニューが置かれ、ランチセットのナポリタンや、ハンバーグプレート、サンドイッチに懐かしさを覚えます。
そうそう、喫茶店といえばナポリタン。トマトピューレー使い過ぎの、アルデンテとはほど遠い柔らかい麺が、あれはあれでうまかったんだよな〜、などとノスタルジックな気分に浸りながらカウンターに目をやったら、おや!
こんなところに呪われた神戸ドーナツが!
失礼なネーミングについては過去の記事をご参考下さい。
「呪われた神戸ドーナツ」
「呪われた神戸ドーナツ 謎解き編」
「神戸ドーナツ(シナモン)」110円。
包装、変わったんですね。でもこの呪われたロゴは変えなかったんだ。
なんだかちょっとうれしいです。
冷凍ドーナツとは思えない、しっとりとした食感も変わらず。
以前食べたものより状態が良いらしく、パッサリ感はほとんどありません。
シナモンが優しく効いたしっとり柔らかで美味しいケーキドーナツ。
神戸ドーナツは、冷凍だけに思いもかけぬところで出会えるのがとても楽しい。
またいつか、とんでもない場所で出会えることを期待しています。
その時も、どうかこのロゴはそのままで。(笑)