昨日の日曜日はいつもの公園でお花見をしました。
石原都知事の花見自粛発言の影響で公園はがら空きかと思いましたがとんでもない!
早朝6時半頃場所取りに行ってみると、いいポイントにはほとんどブルーシートが敷き詰められていました。
やっぱりみんなお花見したいんだよね。
なんだかほっとしました。
今年のお花見がいつもと違っていたのは、持ち込まれた酒が全て東北地方製造のものだったこと。
花を愛でて元気をもらいつつも、みな被災地のことを考えています。
特に右から二本目の「浦霞」は被災後の南三陸町から友人が持ち帰ったもの。
上品な甘さでとても美味しかったです。
この味は一生忘れません。
さて今年のお花見はいつにも増してドーナツのお土産が多かったのです。
今週はお花見に届いたドーナツをご紹介。
いっ久家の「いっ久どーなつ」。
荻窪駅前にあるドーナツ屋さんいっ久家。
以前覗いた時には定休日で、また出直そうと思いながらなかなかチャンスがなかったこちらのドーナツを、友人がお土産に買ってきてくれました。
ちょっと大降りで素朴な風貌のリングですね。
しっかりした揚げ色も魅力的です。
サックリした外側、むっちりとした食感。空気を含んだ断面。
むむ、これはうまい!
生地はやや緑がかった鮮やかな黄色をしています。
豆乳おからドーナツは、お豆腐屋さんの定番ドーナツですが、どこも似たような味になってしまっているのが残念な所。
いっ久どーなつは他とは一線を画していますね。
先ず食感が違います。
おからドーナツはたとえは悪いですけど、ギョニソのようなきめの細かいもの一辺倒なのですが、こちらのはふんわりだけどざっくりとした食べ応えがあります。
生地自体も材料にこだわり、山形県の枝豆「秘伝豆」から作られたおからと豆乳を使用して作られているそうです。
「秘伝豆」は山形県で作られる最高級の枝豆でコクと甘みがとても強いのだそうです。
シンプルで素朴なドーナツなのに味わい深いのはそのせいですね。
甘みもとても柔らかです。
子供にも大人にも大好評で10個あったドーナツがあっという間になくなりました。