一度の負けで、背を向けるにはミスドとの付き合いは長すぎる。
私は情のある女。
ということで、真夏の再チャレンジ、アンドナンド後編です。
久しぶりの
アンドナンドは平日の昼下がりとはいえ、夏休みなのにがらがら。
そうだここは大人のミスドなんだから、夏休みは関係ないのですね。
あの喧噪はどこへやら、ゆっくりドーナツを選び、今度は禁煙席に座りました。
ミッドセンチュリー風の落ち着いた静かな店内で食べたのはこのドーナツ。
プレミアムドーナツの黒糖(いちじく&レーズン)とクラシックドーナツのメープル。
メープル。
卵たっぷりのケーキドーナツにしっとりするほどのメープルコーティング。
柔らかい口溶けの向こうにしっかり見えかくれするミスド味。
黒糖(いちじく&レーズン)。
地味な外見、パンドーナツということでそれほどの期待もなくひとかじり。
なんと、うまい!
すごくうまい!
一瞬パサつきを感じるほど空洞の多い生地が、イチジクのぷちぷちで程よいバランスに、さらに練り込まれたクルミが食感を見事に底上げしています。
良かった、もう一度ここに来て。
280円はちょっとお高いけど、今日のように空いててゆったりお茶ができるなら所場代として良しとしよう。でもコーヒーはおかわり自由にしてね。
調子に乗ってもう一つ、クラシックドーナツのシナモン。
生地はメープルと一緒ですね。
シナモンコーティング、辛いほど濃ゆい。ベースが一緒なので、コーティングで違いを際立たせる必要があるのかもしれません。
さらにふた品持ち帰りました。
再挑戦プレミアムドーナツのリッチチョコ。
中が空洞になっていて、ぐるりとチョコレートクリームが入ってます。
評価変わらず。相変わらず上のナッツが邪魔に感じます。
これをなくして価格をもうちょっと(以下略)
クラシックドーナツのレモンティ。
このコーティングはもしかしてアールグレイにレモン入れちゃった?
それは合わないだろう、と思うのは私だけでしょうか?
二つの香りが相まって、南国系というか、芳香剤系というか微妙な味わいに。
やっぱりミスドのフルーツフレーバーには注意が必要です。
ということで、黒糖一つのおかげですっかり立ち直れました、私。
また渋谷に行ったら、立ち寄るかもしれません。
しかし、あの空席状況とトレー返却口に漂っていたかすかな腐臭を考えると、アンドナンド公園通り店、短命かも?
アルバイトのみなさんにはもうちょっと頑張っていただきたいです。
せっかくオシャレなお店なのだから。